「Langtonのアリ」です.
Christopher Langtonが考案しました.概要は以下.
格子状の平面を構成する.各マスは黒(=0)に初期化.ある1つのマスにアリを配置.アリは各ステップで上下左右いずれかのマスに移動できる.アリの移動規則は以下に従う.
・黒いマスにアリがいた場合
90°右に方向転換,そのマスの色を反転させ,1マス前進.
・白いマスにアリがいた場合
90°左に方向転換,そのマスの色を反転させ,1マス前進.
この規則でアリはかなりカオスな挙動を示します.
しかし,10000程歩いた後,真っ直ぐな(斜め方向の)「道(highway)」を作り始めます.この道は,LangtonのアリのAttractorかもね,らしいです.
Case 1:
格子:1024x1024
アリの数:1
初期条件:
位置:(512, 512)
方向:上
Fig.1 step=0
白い点がアリです.
Fig.2 step=1000
小さい範囲でゴニョゴニョと.赤いマスは黒を反転させたということです.
Fig.3 step=5000
範囲が大きくなりましたが,直進する気配がありません.
Fig.4 step=10000
10000step経ちました.
Fig.5 step=10500
こんな,
Fig.6 step=11000
感じで,
Fig.7 step=11500
のんびりと,
Fig.8 step=12000
のびていきます.
Fig.9 step=500000
長時間経過後.
Case 2:
格子:512x512
アリの数:3
初期条件:
位置:(128, 128), (256, 256), (384, 384)
方向:上, 上, 上
Fig.10 step=0
3アリ配置したナリ.
Fig.11 step=10000
ここまでは一緒.どのアリが反転したかによって色を変えたナリヨ.
Fig.12 step=50000
カオス.
Fig.13 step=500000
サイケ.
参考文献
Wikipediaの執筆者たち.“ラングトンのアリ”.<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA>.Wikipedia.(参照2009年12月23日)
2010年1月7日木曜日
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