前回は,線形変換の紹介のみでしたので,具体的な変換を紹介します.
まずは,拡大・縮小(スケール変換)について.
拡大・縮小は次の式で表されます.
Exp.1 拡大・縮小(スケール変換)
パラメータはsx,syの2つです.
sxが1より小さい : x方向に関して縮小
sxが1より大きい : x方向に関して拡大
syが1より小さい : y方向に関して縮小
syが1より大きい : y方向に関して拡大
以前紹介した補間法では,sx=20,sy=20の拡大をしていたわけです.
Fig.1の画像に対して変換を適用します.
Fig.1 サンプル画像
パラメータは,以下とします.
sx=20
sy=10
Fig.2 ニアレストネイバー
Fig.3 バイリニア補間
Fig.4 バイキュービック補間
Fig.4のバイキュービック補間の鮮明さが,よりはっきりした様に見えます.
今回はこんな処で.
2008年12月7日日曜日
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